猫の体調と気圧変化の関連性について
愛猫、愛犬を飼われている方は多いと思います。
今のご時世は恵まれていてペット保険の会社も増えていますし、動物病院の数も増えて設備も最新鋭の医療機器を備えているところも多いです。
しかしかかりつけ医とは別に緊急時にかかる病院のリストは備えて準備していますか?
もし夜間時に体調が悪くなった時に備えて複数の動物病院は事前に調査しておくべきです。
24時間体制の民間の獣医やペットホテル併設の獣医には深夜もしくは24時間体制で診療してくれるところもあります。
もしくは各都道府県の獣医師会が対応してくれる夜間緊急病院があると思いますので、電話番号と最短ルートでの道のりは抑えていた方がいいと思います。
3年前に亡くしたうちの猫の話をします。
五歳で生後数ヶ月で保護した雄の茶トラでした。
AIDS、猫白血病は幸いにして持っておらずの健康体でした。
高いところから飛び降りた時に多少咳き込む癖があり、変な咳きを時折するので心臓関連が悪いのかと数件検査を受けたのですが異常は確認できずという結果でした。
その後も定期検査はかかりつけ医に連れていって特に問題はなかったのです。
咳についても慢性的にではなく、稀に咳き込む程度だったので気にしてはいませんでした。
3年前の夏に台風が接近してきた日に事件はおきます。
私は中部地方在住で、その台風は九州方面から日本を縦断して大阪、福井あたりから日本海へ抜けるルートだったと思います。
18時30分に食事をして猫が20時手前で急に倒れて動けなくなり、咄嗟に抱えて県の獣医師会の運営する緊急病院へ向かいました。
到着時点で息も絶え絶えの状態で電気ショックもしていただきましたが結局そのまま息を吹き返すことはありませんでした。
理不尽な亡くなりかたをしたことが悔しくて話をうかがったところ、気圧の変化が原因ではないかということでした。
気圧の変化で体調を崩す子は少なからずいるということです。
教訓にしていただきたいのは本当の緊急時にかかれる医者を見つけておいた方がいいということです。
近所の近いところにかかりつけ医があっても時間外に診察はしてくれないこともありますし、そもそも診療所にいないケースもあり得ます。
ここは確認しておくべきだと思います。
次に、24時間対応してくれるかかりつけ医抑えておく方がいいです。
緊急時の連絡番号案内があるところならばなおいいと思います。
最後に県市町村が対応している県獣医師会の運営している緊急病院です。
飛び込みでもペット保険が使えるか、使えるのならなお嬉しいところです。
出来れば使わないことが一番なのですが、咄嗟の時に1%でも生存確率をあげるために最善を尽くし、猫ちゃんには長生きしてもらいたいものです。
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