猫 耳ダニ

今では長寿の黒猫ちゃん。昔は耳ダニだらけだった!

うちには黒猫がいます。

 

最初はガリガリに痩せこけた親猫がうちにやってきて、あまりのひどい姿に母が可哀想に思い、餌をあげました。

 

それからというもの、毎日のようにうちに来ては餌を食べて行くようになりました。

 

ドンドン元気になっていった親猫ですが、ある日、母が餌の器を見せると親猫の後ろには、子猫がウロチョロとついて来ていたのが見えました。

 

母がニコニコしてそれを見ていると、親猫も安心したのか、毎日のように子猫を連れてくるようになりました。

 

子猫は2匹いて、1匹は白と灰色、1匹は真っ黒なツキノワグマ模様でした。

 

そうこうしているうちに、とうとううちの庭先に3匹で居座るようになってしまいました。

 

しばらくは3匹で一緒に寝ている姿などがベランダで見られてとても微笑ましく見守っていました。

 

ところがそんなある日、親猫が後ろ足から背中にかけて大けがをしていました。

 

どうしたらそうなるのかはわかりませんでしたが、とにかくベロリと皮がむけて、顔も良く見ると歯が一本折れていました。

 

父や母はさすがに心配になり、何度か獣医さんに連れて行こうと捕獲を試みましたが、全く捕まえらえずに数週間が過ぎました。

 

捕獲をしようとしたことで警戒されたのか、とうとう子猫だけをうちにおいて帰って来なくなってしまいました。

 

しかしそれは私たちの勘違いで、近所の人から聞いた話では、親猫に似たケガをした猫が近所の空き地で死んでいたそうです。

 

結局、子猫たちは私の家に放置されてしまいました。

 

そのうちに、雪が降り出したので子猫たちが凍え死んだら可哀想だと、父が犬用のゲージを工夫して断熱し、いらなくなったホットカーペットを入れて、寝床を外に作ってあげました。

 

そろそろ飼うことや、誰かに貰ってもらうことも視野に入れていましたので、子猫たちも懐いてきたところで健康チェックをしました。

 

すると2匹ともひどい状態でした。

 

2匹とも耳に泥がつまって、掻くとなぜか耳がパコパコ言います。

 

何度も泥を掻き出そうとしても全然取れないのです。

 

獣医さんに連れて行くと、なんと耳ダニだそうです。

 

耳の中いっぱいに巣を作って、泥に見えた物はダニの巣でした。

 

聞いてからゾッとしました。

 

ノミをたくさんいました。

 

その状態で私は素手で触りまくっていました。

 

幸い、獣医さんからもらった薬を数週間耳に入れてモミモミしたところすっかり綺麗に2匹とも治りました。

 

その後、残念なことに白い猫ちゃんの方は交通事故で頭を轢かれて亡くなってしまいましたが、もう一匹の黒猫ちゃんはもうすでに19年間、私と共に元気に一緒にいてくれています。